恐怖の泉

丑の刻参りのやり方

丑の刻参りとは、いわゆる「呪いのわら人形」で有名な呪術の儀式です。
呪いの方法としては比較的簡単に実施でき、知名度も抜群なのが特徴です。

◆用意するもの◆

  • 白装束(白い服であれば可)
  • 藁人形
  • 五寸釘
  • かなづち

他にも顔を白粉で白く塗る、濃い真っ赤な口紅を塗る、一本足の下駄を履く、口に櫛をくわえる、頭に五徳をつけて蝋燭を立てる(明かりとしての役目)、呪う相手の写真または髪の毛あるいは名前を書いた紙を藁人形に埋め込む、胸には鏡を下げるなど、道具については様々な解説があります。

◆丑の刻参りのやり方◆

道具を揃えて身に着けたら、釘を口にくわえて儀式を行う場所まで向かいます。夜道が暗い場合は、懐中電灯などの明かりを持っていきましょう。時間は丑の刻(午前1時から午前3時ごろ)の間です。
着いたら北東の方角に向かい、恨みを込めて藁人形を木へ打ち付けます。これを7日間続けます。

ちなみに藁人形を打ち付ける木は神社の御神木が良いとされていますが、夜中に勝手に入ると不法侵入や器物損壊の罪で逮捕されます。特別な神社でないと許可も得られないと思いますので、実際に行うのは難しいでしょう。というかやらない方が良いですね。

◆注意点◆

丑の刻参りをしている姿は、他人には絶対に見られてはいけません。見られた場合、呪いの効果が自分に返ってくると言われています。
万が一見られた場合は、目撃者を殺してしまわなければならないとされていますが…そんなことは絶対にやめて下さいね!

「人を呪わば穴二つ」という言葉があるように、丑の刻参りは相手を呪う分、自分にも跳ね返しがきます。簡単にいうと、地獄に落ちるというわけですね。
人を呪うということは、それだけリスクが大きいということなのです。

ちなみに丑の刻参りを行うこと自体は法律にひっかかりませんが、儀式をしていることを呪っている相手に伝えたり、藁人形を送ったりすると脅迫罪が成立して逮捕されます。

丑の刻参りの効果

肝心な儀式の効果ですが、一般的には釘を打ちつけた部分が発病したり、不調を訴えたりする効果があるようです。

◆丑の刻参りの怖い話
とん、とん
Aさんの呪い
危険な好奇心

こっくりさん同様、丑の刻参りの効果も暗示と同様に精神からくるものだと私は思っています。プラシーボ効果がよく引き合いに出されますが、人の体は精神がいかに支配しているかが伺い知れます。

晴れない恨みを抱いて過ごす事は苦痛ですが、だからといって安易に「呪い」を頼るのも考えものです。
万が一、どうしても呪わないと気が済まない!という方は、呪いの代行サービスがありますので利用してみてはいかがでしょうか。

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