恐怖の泉

お守りの効果や使い方・処分方法・おすすめ入手先

お守りは最も普及しているおまじないとして有名です。誰しもが一度は身に付けたり、お世話になったりという経験があるのではないでしょうか。
効果としては、厄除けや物事の成就・成功、安全祈願など、縁起物としての役割があります。

お守りには文化や地域によって様々な形態があります。動物の一部を利用したものから、植物、鉱物、宗教のシンボル(例:十字架、仏像、梵字など)、お札、掛け軸、木札など、実に様々です。

お守りは本来、神棚に納めておくのが望ましいです。ですが常に身につけておくことで、その効力が発揮されるともされています。バックや財布の中などに忍ばせておくと良いでしょう。
ただしなるべくなら入れっぱなし等の粗雑な扱いはせず、お守りを綺麗に保っておくと神様仏様も喜んでくれるかと思います。

お守りを入手する場合は、どこで購入するにしても、まずはあなたの生まれた土地の神社へお参りをすると良いです。それから、お目当てのお守りが入手できる場所へ出向いて入手しましょう。
もちろんその地元の神社でお守りを購入してもかまいません。

購入する際は、真っ先にお守りを購入するのではなく、まずは本殿・本堂へお参りをしてから買い求めます。
神様仏様へご挨拶もなしにお守りだけ買って帰っては、失礼となってしまいます。

お守りの効果はおおよそ1年、あるいは願いが叶うまでと言われています。
効果に期限があるわけではありませんが、徐々にご利益が弱まっていくものなので、1年を目安に新しく交換するのが正しい使い方です。
かくいう私は、もう20年以上も同じお守りを持っているのですけどね(汗)愛着が湧いてしまって、未だに処分できていません(^^;

お守りの処分方法は、そのお守りを入手した神社やお寺に出向いてお礼参りをし、焚き上げ供養するのが正しい方法だそうです。
購入した神社やお寺にまた行くのは大変だ!という場合は最寄りの場所でも構いませんので、詳しくはお近くの神社・お寺に聞いてみてください。
注意点としては、神社のお守りは神社へ、お寺のお守りはお寺へお返ししましょう。
決して一般ゴミとして捨てないように!

ちなみに複数のお守りを所有していると、ご利益が弱まったりするという話がありますが、そんなことはないとのことです(神主さん談)。
これは私の推測ですが、おそらく複数所有すると1つ1つのお守り管理が雑になる=ご利益が弱まる、ということなんだと思います。

また巾着型のお守りは中身が気になるところですが、覗くとご利益が下がるとされていますのでやめましょう。

おすすめのお守り入手場所

お守りの効果は、そこにどんな神様仏様が祀られているかによって少し変わってきます。
有名な所をご紹介いたしますので、よりお守りの恩恵を受けたい!という方は参考になさってはいかがでしょうか。

伊勢神宮

三重県伊勢市にある伊勢神宮は内宮(ないくう)と外宮(げくう)があり、内宮には太陽を神格化した天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)が祀られています。
天照大御神は、いうなれば日本の神様の頂点に位置するご神体であり、神社の名称も「神宮」と位の高い名称が用いられています。
パワースポットとしても有名ですし、ご利益も抜群です。
神社の大元締めである伊勢神宮なら、きっとどんなお守りでも効果が高いはずです。

【伊勢神宮の場所】

出雲大社

島根県にある出雲大社には、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)という神様が祀られています。
大国主大神は通称「だいこくさま」とも呼ばれ、縁結びの神様として有名です。
男女の縁だけでなく、この世のあらゆる巡り合わせを統率している神様なので、人生において良い出会いを求める方にはこの神社のお守りがおすすめです。

【出雲大社の場所】

宗像大社

宗像大社は、正式には沖ノ島にある沖津宮、大島にある中津宮、田島にある辺津宮の三社を指しますが、現在では交通の便のよい辺津宮のことを言っていることが多いです。
宗像大社には、沖津宮に田心姫神(たごりひめのかみ)、中津宮に湍津姫神(たぎつひめのかみ)、辺津宮には市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)というように、三女神が祀られています。
この宗像三女神は「道主貴(みちぬしのむち)」として、神社の立地と相まって民のあらゆる道をお導きになる高位神とされて崇敬されてきた歴史があります。そこから交通安全の神様として有名になりました。
宗像大社は全国の三女神を祀る神社及び弁天様の総本社ですので、ご利益は最大のものとなるはずです。

【宗像大社の場所】

大神神社

大神神社は日本最古の神社です。
ご祭神は大物主大神(おおものぬしのおおかみ)で国作りの神様です。人間の生活全般を守護されている神様ですが、とりわけ農業の豊作や医療、酒造りの神として厚く信仰されています。
パワースポットとしても有名なので、訪れれば運気もアップするかもしれませんね。

【大神神社の場所】

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社は全国にある稲荷神社の総本社です。
ご祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)という穀物の神様が祀られており、豊作・商売繁盛・交通安全にご利益があるとされています。
ちなみにお稲荷さんというと狐を連想される方が多いかと思いますが、狐は稲荷神の使いであって、狐の姿をしているわけではありません。

鬼子母神

鬼子母神(きしもじん)はインドの神様で、子供と安産の守り神として信仰されています。
元々の鬼子母神は夜叉神で、その性格は残虐でした。自らは多くの子供を産んで育てていたのですが、人間の子供を食べてしまうため恐れられていたのです。
それを見かねたお釈迦様は、鬼子母神が一番寵愛していた末子を隠し、子を失う苦しみを悟らせます。猛省した鬼子母神はその後、安産・子育ての神として生きることを誓い、現在では厚く信仰される神様となっています。
鬼子母神が祀られるお寺は全国各地にありますので、安産や子供のお守りにおすすめです。

天満宮

天満宮は学問の神様として有名な菅原道真をご祭神とする神社のことです。天神さまと呼ばれることもあります。
こちらの神社は全国各地にありますので、学業祈願のお守りが欲しい方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

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