恐怖の泉

都市伝説の怖い話「明日の犠牲者」

当時、オレは深夜ラジオを聴く事が楽しみだった。
いつものように番組を聞き終えた後はすぐに寝るはずが、その日に限ってまだ目が冴えている。
そこでオレは、ラジオの選局つまみを動かしてどこかに電波を合わせてみることにしたんだ。

適当につまみを動かしていると、ザーという音が途切れて放送が流れた。
なんの番組かと思って聞いてみると、何やら人の名前を延々と読み上げている。
聞いた事が有るような無いような名前が、次々と出てくる。有名人の名前もあった。
そしてその放送は
「明日の犠牲者はこの方々です。」
と最後に言って終了した。

一体何だろうな、と思いながらも眠りにつき、次の日の夜。
昨日ラジオで名前を聞いた有名人が亡くなったと、報道がされていた。
まさかあのラジオ放送が言っていた事は本当だったのだろうか?

その後、また放送を聞こうと何度か試みたが、2度と繋がる事は無かった。

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「明日の犠牲者」は都市伝説として有名な話です。
ラジオではなく、テレビの砂嵐を見続けていると画面に名前が流れてゆくバージョンが多く流布されていましたが、地上波がアナログからデジタルへ変更された事で停波時の砂嵐が完全にこの世から姿を消した為、この都市伝説も今では埋もれてしまっています。
動画としてインターネットの世界では複数のパターンが創作されておりますので、興味のある方は調べてみると面白いです。

明日失われる命が決まっていて公共の電波に流れるというこの都市伝説は、マスメディアの強すぎる社会への影響力や陰謀論を示唆しているのかもしれません。

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