実話系・怖い話「こっくりさんをしてからの3日間」
それは私が中学生のときでした。
当時学校でやってはいけない、こっくりさんが流行っていました。
私は霊感など全くなくて、最初は友達がやっているのを見ているだけでした。ですがそのうち誘われて断れず、次第に友達と一緒にやるようになりました。
友達とやると、本当に硬貨が自然に動くのでとてもびっくりしました。
そしてある日またやっていたらこっくりさんがなかなか戻ってくれなくて、私に憑くという感じで昼休みが終わってしまい、そのまま忘れて家に帰ってしまいました。
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そして夜、日付が変わった2時ジャストにベットで寝ていた私はパッと目が覚めました。
その途端、金縛りです。苦しくて苦しくて。
金縛りがとけるのに1分はかかったと思います。
そして次の日、また皆はこっくりさんをやっていたのですが、私はやらずにそのまま家に帰りました。
そして夜、今度は日付が変わった4時ジャストです。またパッと目が覚めました。
今度も金縛りから始まりました。そしてしばらくすると、今度は体が硬直したままお腹の辺りを軸にするようなかたちで、天井を向いたまま右に体が回り始めました。
右には壁があるので、もう少しで壁にぶつかる!と思った瞬間、戻り始めました。そしてその日は終わりました。
さらに3日目、その日も4時ジャストでした。
今度もまず金縛りが始まりました。それと同時にベットの上のラジカセが大音量でなり始めたのです(多分、私にしか聞こえてないと思うのですが…)。
私はそのときに3日間も続けてなんて、人の睡眠を邪魔してくれていい加減にして!と心の中で強く思いました。
するとその瞬間、ラジカセの音も止み金縛りも解けました。
それ以降、金縛りにあうことはありませんでした。
こっくりさんのことは忘れていたのですが、大人になったある日こっくりさんはとても危険だということを知り、当時の事を思い出しました。
それまでは、その金縛りはたまたま偶然だとばかり思っていたのです。色々思い出すと、こっくりさんをやったからなのでは?と思うことがありました。
こっくりさんをやっていた当時、仲がよかった少し霊感の強いお友達が、学校中で皆がこっくりさんをやっているので頭が痛いとしょっちゅう言っていました。
さらにその子と廊下ですれ違ったある日、彼女は私に
「○○ちゃん、大丈夫?」
と急に聞いてきたことがあったのです。
その時の私は大丈夫って何が?と思い、大丈夫だよと答えたのですが…今思えば、きっと彼女は私に何かが憑りついているのが見えていたのでしょう。
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