恐怖の泉

実話系・怖い話「ベッドで寝ていたら金縛りに」

夜中の3時ごろ、自宅アパートのベッドで寝ていたら突然金縛りに遭い、身動きがとれなくなりました。

腕を動かそうとしても動かない、足を動かそうとしても動かない、上体を起こそうとしても起き上がらないという状態です。
意識はあるため、これはどういうことかとかなり焦っていて、恐怖に包まれました。

数分間そういう状態が続き、どうしようかと焦っているとき、ふとドアの向こうから物音が聞こえてきました。
カタンッという、皿か何かが置かれたような音です。
うわっと思い、叫ぼうとしても口が動きません。辺りは暗闇で、これは何かやばいという雰囲気がしていました。

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心の中で「おい、どっかいけ」と言ったり、自分でも意味のわからないことをぶつぶつと呟いて念じていました。

ドアはぴったり閉まっているのではなく少し開いている状態でしたが、そのドアが少し揺れていました。
うわーっと驚きながら
「くるな、隣の家に行け」
と念じていると、ドアの向こうから
「フフフ」
という低音の声が聞こえてきて、ドアがパタンと閉まりました。

ほどなくして手が動き、足が動き、体が動くようになりました。その後、あわてて窓を開けてベランダへ逃げて待機していました。

もしあそこで何者かが部屋へ入っていたら、どうなっていたのでしょうか…。

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