恐怖の泉

実話系・怖い話「ヤバすぎる部屋」

体験した話なのですが、昔住んでいたアパートでの事です。
この部屋ではなぜか分からないが良く金縛りにあい、この時はお昼寝をしている時でした。

金縛りが来る時は自分自身で来ると分かり、この時も「あっ!来る」と分かりました。
案の条金縛りになると、玄関のほうから首から下しかない全身肌色の人間らしき人が入ってきて、私の首をきつく絞め始めました。

私は恐怖と苦しさで、早くどっかに行って、と思いながら「私は負けない」と心で言うと、どんどん強く締めてきました。

その日から恐怖の始まりでした。
毎日のようにこの金縛りは続き、怖くて家に帰るのも嫌でした。

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ある日、いつものように家に帰るとなんだか空気が変なのに気づきました。
それでも私は気づかないようにしていつものようにしていると、チャイムが鳴り誰かなと思い開けると誰もいません。

すると急にお風呂でシャワーの音がして、私は恐怖のあまりに友人に電話をしました。
友人の家に行く準備をしていると、何か声が聞こえてきました。
聞こえないふりをしていましたが、段々声は大きくなって
「苦しい、助けて、痛いよ」
とハッキリ聞こえてきました。
私は怖くて準備もそっちのけで、家から出ました。

こんなことがあまりにも続いていたので、その部屋は引越しすることにしました。
友人に手伝ってもらいながら引越しの準備をしている時にも、昼間なのに嫌な空気になり声が聞こえてきました。
「行かないで、助けてお願い…」
どうやら友人にも聞こえていたようで、私たちは聞こえないフリをしながらさっさと引越しを済ませました。

やっと落ち着いた頃に色々調べてみると、昔そこでは色々とあったようで、今では取り壊されているようです。
あんな体験はもう二度としたくありません。

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